「ナカムラを思い出させる」古橋亨梧の加入で現地ファン過熱!高まる期待を英紙が伝える

2021年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

神戸の同僚、イニエスタも太鼓判!

名門セルティックでの古橋の活躍に期待が高まる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 7月16日、ヴィッセル神戸の古橋亨梧がセルティックへ完全移籍することが双方のクラブから発表された。ファンからは期待の声が挙がり、英メディアもこぞって新進気鋭の日本代表FWについて報じるなか、『talkSPORT』では古橋に縁のある2人のレジェンドの名を持ち出し、詳細にレポートしている。

「フルハシは、今シーズン日本のトップリーグでナンバーワンの14ゴールを記録している。それに彼は2018年からイニエスタがプレーしているJ1リーグのヴィッセル神戸で、イニエスタと共に戦い、パスを受けるという栄誉に浴している。ワールドカップとEUROを制したアイコンは、欧州挑戦を前にフルハシを高く評価していた。

『キョウゴは間違いなく、ヨーロッパでプレーできる才能と、高度なテクニックを持っている。成功できると信じているよ。もし彼がヨーロッパに行けたら、信じられないほどめでたい。日本人選手にとって、ヨーロッパでのプレーは夢だからね』」
 
 セルティックにはかつて日本代表の大先輩、中村俊輔が在籍。強烈なインパクトを残し、現地のファンの間では今もなお根強い人気を誇るだけに、同じ侍戦士として、やはり両者の比較は避けては通れないようだ。

「フルハシの加入は、セルティックファンに、セルティックパークで4年間過ごしたシュンスケ・ナカムラを思い出させる。2006年のチャンピオンズ・リーグでは、ナカムラが35ヤード(約32メートル)のフリーキックを決め、アレックス・ファーガソン率いるマンチェスター・ユナイテッドに1-0で勝利し、ベスト16進出を決めた。セルティックのファンは、フルハシが横浜FCで43歳になっても活躍している同胞と同じようなインパクトを与えることを期待しているだろう」

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 ただ、古橋は過去に「自分の名前を歴史に刻みたい。誰かになりたいわけではない」と語っているように、辿るべきは偉大な先達の足跡ではなく、自らが思い描く道だ。期待の高まるスコットランドで、フルハシの名を轟かせたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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