アーセナルが冨安健洋の獲得を正式発表! 背番号は「18」に決定「我々にとって重要な存在になるだろう」

2021年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

契約期間は4年+1年の延長オプション付きか

希望していたプレミア挑戦が決まった冨安。(C)Getty Images

 現地時間8月31日、欧州主要リーグの移籍市場最終日に、プレミアリーグのアーセナルが、セリエAのボローニャから日本代表DF冨安健洋を獲得したことを発表した。公式HPでは「長期契約での加入」とされているが、現地メディアなどの報道によれば、契約は2025年までの4年間に1年の延長オプションがつくようだ。

 ボローニャは今夏、アタランタやトッテナムからオファーのあった冨安の売却に、2500万ユーロ(約31億2500万円)を要求していたと報じられてきた。だが、資金繰りを考えても、売りたいのが本音だったのだろう。アーセナルとはボーナスを含む2300万ユーロ(約28億7500万円)のオファーで合意に至ったようだ。

 急転直下の展開だった。31日に英紙『The Athletic』が、「アーセナルが冨安獲得に動いている」と報道。英紙『Teregraf』によれば、交渉は31日朝に非常にスピーディーに進み、イタリアでメディカルチェックを行なって、移籍が決定したようだ。
 
 22歳の日本人DFは、2019年の夏にベルギー1部のシント=トロイデンからボローニャに完全移籍。シニシャ・ミハイロビッチ監督の下で、1年目から本職のCBではなく、右SBで不動のレギュラーとして活躍。2年目の昨シーズンは主にCBを担い、セリエAで31試合に出場して2ゴールをマークしている。

 公式HPで、指揮官のミケル・アルテタは「タケヒロはセリエAと国際舞台で経験を積んできた。彼は優れた守備力、高いテクニック、ボールを持った際の冷静さを備えた万能型のDFだと考えている。彼は我々のチームの重要な存在となるだろう。彼が代表ウィークを終えて戻り、我々と合流する日を楽しみにしている」とコメントを発表している。

 背番号は「18」になることも決定。22歳の若武者は、念願のプレミアリーグでの戦いに挑むことになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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