「日本代表の試合を見るのは楽しい」英紙記者がなでしこを称賛! 豪州チームへの評価は…

2021年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まとめるのが難しい試合だった」

前半と後半で全く違うチームのように躍動した豪女子代表。本番ではニュージーランド、スウェーデン、アメリカと対戦する。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 なでしこジャパンは7月14日、サンガスタジアムで、FIFAランク9位の強豪オーストラリア女子代表と対戦し、1対0で勝利を収めた。

 この試合を見守っていた、英紙『The Guardian』オーストラリア版のエマ・ケンプ記者は、速報でこの結果を伝えつつ、「文章でまとめるのが難しい試合だった」と総評を綴っている。
 
「マチルダ(※豪女子代表の総称)の視点では、悪くはなかった。素晴らしくもなかった。いい場面もあったが、ほとんどの場面で実行力に欠け、11本のシュートのうち1本しかターゲットに届かせることができなかった。後半、トニー・グスタフソン監督は大量の選手交代をして、それは功を奏したと言える。

 だが、この時点では21日に行なわれるオリンピック開幕戦ではどのようなメンバーで臨むのか、ますますわからなくなった。ニュージーランド戦での先発メンバー発表では、ジェットコースターのような展開になるかもしれない」

 豪州をこのように評したケンプ記者は、対戦したなでしこジャパンについては「日本代表のプレーを見るのはいつでも楽しい」と綴り、「マチルダを破ったのはさすが」と称えている。

 敗れたものの、なでしこジャパンと好ゲームを繰り広げたオーストラリア代表は、グループGに配され、ニュージーランド、スウェーデン、そしてアメリカと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部。
 
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