「到着して中2日での試合はムチャ」日本に敗れたホンジュラス代表に、現地ファンからは同情の声

2021年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「時差に慣れるまで1週間はかかった」

9日に到着し、中2日で試合に臨んだホンジュラス代表の選手たち。 (C)Getty Images

 日本時間7月12日、キリンチャレンジカップ2021のU-24日本代表対U-24ホンジュラス代表の一戦がヨドコウ桜スタジアムで行なわれ、ホンジュラスは1-3で敗れた。

 前半はシュート0本、2失点したホンジュラスは、後半にようやく1点を返すので精一杯。最終的には85分に3点目でとどめを刺され、なすすべなく敗れている。

 同国のサッカー協会はこの試合結果を公式SNSを通じて発表。だが、試合結果を嘆く声とともに、15時間の時差がある極東の地でのいきなりの親善試合に、現地のファンからは疑問の声が寄せられている。

 ホンジュラス代表は9日に日本に到着。それから中2日でナイトゲームに臨むことになった。

 このスケジュールに、あるファンは「12日に試合を予定して、ぎりぎりになって乗り込むのは大きなミス。ムチャクチャだ」と指摘。これに同調したファンからも、「すごくわかる。一度外国に行った際、時差に慣れるまでには1週間かかった。彼らの実力を100パーセント発揮したかと言えば違うと思う」とコメントが寄せられている。
 
 ほかにも、「時差の問題は大きな課題。このままドイツにぼこぼこにされてもあまり驚かないかも」といった声のほか、「日本はアルゼンチンを破った相手なので、全く驚かない。時差14時間なんて、身体がまだ寝てるような時間に、よくプレーした」「時差に慣れるための猶予をもらったと思えば、いろんな意味で良い練習相手だった」といった声が集まった。

 現地メディアによれば、チームを率いるミゲル・ファレロ監督も試合前に時差の問題があると指摘していたという。だが、この日はそれを言い訳にすることはなく、日本のプレーを称え、チームの調子も「これからずっと良くなるだろう」とコメントしたという。

 ホンジュラスは東京五輪ではグループBに属し、ルーマニア、ニュージーランド、韓国と対戦する。10日後に迫ったルーマニア戦に向け、まず時差に慣れることが、大きなハードルとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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