「新しいチャレンジを決断」浦和のFW武藤雄樹が柏に完全移籍! GK西川周作は「正直寂しいな。だけど…」

2021年07月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「みなさんが熱くなれるようなプレーを見せたい」と意気込み

柏に新天地を求めた武藤。6年半過ごした浦和では「かけがえのない時間を過ごすことができました」。写真:滝川敏之

 浦和レッズは7月12日、武藤雄樹の柏レイソルへの完全移籍を発表した。

 今年11月に33歳を迎えるストライカーは、流通経済大を卒業後の2011年、ベガルタ仙台に加入。同クラブで4シーズンを過ごし、15年に浦和の一員に。17年のACL優勝ほか、ルヴァンカップ、天皇杯のタイトル獲得に尽力した。

 武藤はクラブの公式HPを通じて、以下のようにコメントしている。

「浦和レッズのファン・サポーターのみなさん、6年半本当にありがとうございました。僕は浦和レッズに来て、人生が変わりました。かけがえのない時間を過ごすことができました。それもみなさんが、どんなときでも応援し支えてくれたからです。

 みなさんと獲ったタイトル、一つひとつの勝利、ともに熱くなった瞬間、そして、あの熱狂の埼玉スタジアムで歌ってもらう武藤雄樹チャントを忘れることはできません。また結果を出せてないときでも、スタジアムで掲げてくれる9番のユニフォームと横断幕。それが僕の支えであり、モチベーションでした。

 本当にありがとうございました。今回は新しいチャレンジをすることを決断しました。みなさんと戦えるのを楽しみにしています。また埼スタで会いましょう」

 同日、浦和の西川周作がインスタグラムを更新。武藤とのツーショット写真を投稿し、「武藤。正直寂しいな。だけど・・・6年半一緒に戦ってくれてありがとう。チームにたくさんのゴールをもたらしてくれてありがとう。感謝の気持ちでいっぱいだよ。これからの武藤と武藤ファミリーに幸あれーーーーー」と綴った。
 
 柏のクラブ公式HPでは、武藤は「柏レイソル、ファン・サポーターのみなさん。初めまして。武藤雄樹です。この度、柏レイソルに加入出来ることをとても嬉しく思っています。柏レイソルのために全力で戦いたいと思います。日立台のピッチに立つのがとても楽しみです。みなさんが熱くなれるようなプレーを見せたいと思います。よろしくお願いします」と意気込みを語っている。

 クラブの公式ツイッターには「浦和の9番来るぜ」「レイソルに来てくれてありがとう!!」「ベテランアタッカーきた」「クリスティアーノとかとめっちゃ合いそう」「流経魂を見せ付けて下さい!」といった期待のコメントが寄せられた。

 日本代表での経験もある実績十分なFWの新天地での活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

【関連フォト】柏移籍を決断した武藤に西川周作もエール!
 

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