川崎が日本勢唯一のACLグループリーグ6戦全勝! 北京FCを終始圧倒し4-0の完勝

2021年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

最終戦は前節から先発を10名入れ替え

川崎が北京FCを圧倒し、開幕6戦全勝でグループリーグを終えた。(C)2021 Asian Football Confederation (AFC)

 川崎フロンターレは7月11日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ最終節で中国の北京FCと対戦し、4-0の快勝を収めた。

 開幕5連勝を飾り、すでにグループI首位で決勝トーナメント進出を決めている川崎。前節の大邱FC戦から先発を10名入れ替えて臨んだ試合は、立ち上がりからボールを保持して相手を押し込んでいった。

 ゲームが動いたのは21分。車屋紳太郎の敵陣中央からの展開を受けた宮城天がゴール前に折り返すと、これに反応した知念慶が倒れ込みながらシュートを放つ。ボールは両ポストに当たってこぼれると、ふたたび知念が押し込んで先制に成功する。

 その後も冷静な守備対応で相手を寄せ付けない川崎は、37分にも宮城のグラウンダーのクロスに右足で合わせた小塚和季が、ゴール右に強烈なシュートを突き刺し、追加点を決める。
 
 後半に入っても勢いは止まらず。56分には遠野大弥の横パスにダイレクトで合わせた宮城が、ペナルティエリア右から地を這うシュートでネットを揺らし、川崎での初ゴールを奪う。

 さらに69分、左サイドの敵陣深くでFKを得ると、キッカーを務めた小塚のインスイングのボールが相手DFの頭に当たってネットを揺らし4点目。試合はこのまま終了し、攻守両面で盤石な試合運びを見せた川崎が、相手を終始圧倒して4発完勝を挙げた。

 川崎は日本勢唯一の全勝でグループステージの全日程を終了。Jリーグで21戦無敗中の日本王者が、アジアの舞台でも圧倒的な強さを見せつけた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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