「敗戦翌日に踊っていた」ルーニーがマンU時代の後輩2人との秘話を披露!「スピーカーを外に持ち出したよ」

2021年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「それが私の考え方」と自身のコラムで振り返る

マンU歴代1位の公式戦通算253得点を誇るルーニー。この負けず嫌いな男にとって敗戦翌日の若手の行動は許し難かったようだ。(C)Getty Images

 元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、敗戦の翌日に体験したある出来事を明かしている。英紙『The Times』のコラムの内容をイタリア紙『Gazzetta dello Sport』が7月8日付けで伝えた。 

 現役時代はマンチェスター・ユナイテッドなどでゴールを量産し、イングランド代表としても歴代最多の53得点を記録したルーニーは、昨シーズン途中からイングランド2部のダービー・カウンティを指揮。監督1年目は一部の選手への給与未払いで補強禁止処分を受けたほか、クラブが買収騒動に揺れるなど、逆境続きの苦しいシーズンとなりながらも、最終節でかろうじて残留を決めた。

 現在は巻き返しを目指す新シーズンに向け準備を進めるなか、35歳の青年指揮官は自身のコラムで、13年在籍したユナイテッドでの最終年、2016-17シーズンの一幕を回想。同僚との懐かしい思い出を振り返っている。
 
「ユナイテッドの練習に行ったある日のことだ。その時は試合に敗れた次の日でイライラしていたことを覚えているよ。そんな状態でマイケル・キャリックと一緒にドレッシングルームに入ったらなんと、ジェシー・リンガードとポール・ポグバが踊っていたんだ。私は音楽をオフにして、ドレッシングルームからスピーカーを持ち出したよ。なぜなら、それが私の考え方であり、フットボールをやる上ではそう育ったからね。

 ポールとジェシーは、私が経験豊富なプレーヤーであるから、それを受け入れてくれた。でも振り返ってみると、彼らは何も悪いことをしていないし、誰も傷つけていないと理解できる。あくまで私が影響を受けた昔のやり方だからね」

 エバートンで16歳にしてトップデビューを飾り、"古き良き時代"を知るルーニーにとって、若き日のリンガートとポグバの行為は、信じられなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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