「侮辱的で不適切な行為」浦和戦におけるF・カルドーゾの振る舞いを仙台が謝罪。Jリーグからも厳重注意

2021年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「コンプライアンス、インテグリティの研修をチームとして実施」

浦和戦で不適切な行為が確認されたF・カルドーゾ。クラブ側は「リスペクト精神を欠くもの」と同選手に厳重注意した。(C)J.LEAGUE

 ベガルタ仙台は7月8日、同3日に行なわれたJ1リーグ第21節・浦和レッズ戦におけるフェリペ・カルドーゾの行為について声明を出した。

 同試合でF・カルドーゾに「侮辱的で不適切な行為があったことが確認されました。同行為につきましては、リスペクト精神を欠くものであり、Jリーグからの厳重注意を厳粛に受け止め、改めて当クラブから当該選手に厳重注意をいたしました」と明らかにした。

 また、「このたびは、浦和レッズの関係者の方々をはじめ、両クラブのファン、サポーター、サッカーファンのみなさま、Jリーグおよび、各クラブの関係者の方々にご迷惑をおかけいたしました。大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」と謝罪。7月中旬からのリーグ中断期間に「コンプライアンス、インテグリティの研修をチームとして実施し、今後に向けて再発防止に努めてまいります」とした。
 
 クラブ側は具体的な事象については明記していないが、浦和戦でF・カルドーゾは試合終了間際、セットプレーの場面で相手選手と激しくやり合い、その後、ひと悶着があった。競り合いでのプレーでF・カルドーゾにはイエローカードが提示されている。

 今年4月にブラジルのサントスFCからの期限付き移籍で仙台に加入したF・カルドーゾは、この浦和戦が5試合目の出場。試合は0-0のスコアレスドローで決着している。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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