EUROの得点王争いはどうなる? C・ロナウドはメジャー大会“初受賞”なるか

2021年07月06日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

上位5人はすでに敗退

(左から)シック、C・ロナウド、ケイン、ドルベア。得点王に輝くのは? (C)Getty Images

 6月11日に開幕したEURO2020も残り3試合となった。現地7月6日にイタリア対スペイン、7日にイングランド対デンマークの準決勝が開催され、ついにファイナリストが決定する。

 戴冠の行方とともに注目されるのが、得点王争いだ。現在5ゴールで得点ランキングのトップに立つクリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル)とパトリック・シック(チェコ)は、ともに敗退が決定。4ゴールの3人も姿を消した。

【動画】シックが決めた衝撃の"45メートルEURO最長弾"はこちら

 そんななか、一躍有力な候補に浮上してきたのが、イングランドの主砲ハリー・ケインだ。グループステージは絶不調で、無得点に終わったものの、決勝トーナメント1回戦のドイツ戦で1点、準々決勝のウクライナ戦で2点と上り調子だ。

 チームメイトのラヒーム・スターリングもここまで3ゴールと勝負強さを発揮。可能性は十分にある。

 快進撃を見せるデンマークの23歳FWキャスパー・ドルベアも、1位とは2ゴール差。トップスコアラーに輝けば、チームの躍進とともに大きなサプライズだ。

 6日に激突するイタリアとスペインは、2得点がそれぞれ4人、3人とひとりに頼らない攻撃が魅力。前者はチーロ・インモービレ、後者はアルバロ・モラタ、勝ち上がったほうのエースに期待がかかる。

 C・ロナウドがこのまま逃げ切れば、意外にもEUROとワールドカップというメジャートーナメントでは初の得点王となる。新たな勲章を加えることになるのか。
 
 準決勝終了時点での得点ランキングは以下の通り(★は敗退)。

1位5点:クリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル)★
1位5点:パトリック・シック(チェコ)★
3位4点:エミル・フォシュベリ(スウェーデン)★
3位4点:カリム・ベンゼマ(フランス)★
3位4点:ロメル・ルカク(ベルギー)★
6位3点:ハリー・ケイン(イングランド)
6位3点:ラヒーム・スターリング(イングランド)
6位3点:キャスパー・ドルベア(デンマーク)
6位3点:ジョルジニオ・ヴァイナルダム(オランダ)★
6位3点:ハリス・セフェロビッチ(スイス)★
6位3点:ジェルダン・シャキリ(スイス)★
6位3点:ロベルト・レバンドフスキ(ポーランド)★
13位2点:アルバロ・モラタ(スペイン)
13位2点:フェラン・トーレス(スペイン)
13位2点:パブロ・サラビア(スペイン)
13位2点:チーロ・インモービレ(イタリア)
13位2点:ロレンツォ・インシーニェ(イタリア)
13位2点:マヌエル・ロカテッリ(イタリア)
13位2点:マッテオ・ペッシーナ(イタリア)
13位2点:ユスフ・ポウルセン(デンマーク)
13位2点:ヨアキム・メ-レ(デンマーク) 他7名

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】シックが決めた衝撃の“45メートルEURO最長弾”はこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事