2018年夏にレアル・マドリーから、ユベントスに移籍したポルトガル代表クリスチアーノ・ロナウド。在籍３シーズンでクラブ通算100ゴールを記録した一方、３年連続でチャンピオンズ・リーグ早期敗退や、昨シーズンにセリエA王座から陥落したことなどを受け、今夏の移籍が取り沙汰されている。

　そんななか、英紙『Daily Express』の取材に応じた移籍専門記者のダンカン・キャッスルズ氏は、「彼が古巣のマンチェスター・ユナイテッドに加入する可能性が現実味を増している」と語ったという。

「C・ロナウドはこの３シーズンでチャンピオンズ・リーグの栄光にチームを導けなかったことで、移籍の可能性が高まっている。ユベントスの新指揮官であるマッシミリアーノ・アッレーグリは、クラブを去るのも認める見込みだ。C・ロナウドが退団すれば、その分の給与をほかの選手に回せるため、クラブにとってもメリットがある」
 

　そう語ったキャッスルズ記者は、「パリ・サンジェルマンも候補のひとつだ」としつつ、イングランド代表MFジェイドン・サンチョとの合意を発表したマンチェスター・ユナイテッドも、C・ロナウドの移籍先として可能性があるという。

「マンチェスター・ユナイテッドはサンチョを獲得したが、同時にポルトガル代表FWの復帰に前向きに取り組む姿勢を見せている。契約を整理し、資金面での計画も立っているようだ。それに、彼本人も良い契約があれば、動く意志はある。なじみのある古巣に戻ることにためらいはないようだ」

　果たして、C・ロナウドは再び赤いシャツを纏うのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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