川崎がACL開幕3連勝!大島の先発復帰弾や橘田のハットトリックなど8発でフィリピン王者に大勝!

2021年07月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

北京戦に続いて圧巻のゴールラッシュ!

川崎の10番・大島が先発復帰戦で華麗なゴールを挙げた。(C)2021 Asian Football Confederation (AFC)

 川崎フロンターレは7月2日、アジア・チャンピオンズリーグのグループステージ第3戦でフィリピンのユナイテッドシティFCと対戦し、8-0の完勝を収めた。

 開幕2連勝を飾りグループIで単独首位に立つ川崎は、いつものように立ち上がりからボールを保持するも、引いて守る相手に対しなかなか崩し切れない時間が続いた。

 それでも33分、アタッキングサードでの細かい繋ぎから大島僚太がスルーパスを供給し、抜け出した三笘薫がシュート。これは相手GKに阻まれるも、川崎らしい連係で得た右CKをニアで谷口彰悟がコースを変えると、ゴール前に走り込んでいた三笘が頭で合わせて先制点を奪う。

 さらに42分、レアンドロ・ダミアンとのワンツーでペナルティエリア手前に進入した大島が、右足を振り抜く。ふわりとした軌道のミドルシュートがゴール左隅に吸い込まれ、この試合が怪我からの先発復帰戦となった大島が追加点を挙げた。
 
 後半の頭から車屋紳太郎と脇坂泰斗をピッチに送り込んだ川崎は、エンドが替わっても攻撃の手を緩めず。50分には左サイドでドリブルを仕掛けた山根視来の折り返しをL・ダミアンが流し込み3点差とする。

 さらに56分、脇坂の縦パスをペナルティエリア内で受けた橘田健人が、冷静にネットを揺らし2試合連続となるゴール。期待の大卒ルーキーは65分、70分にも加点し、ハットトリックを達成する。

 その後、82分には三笘、90+2分には脇坂が得点を重ねて試合終了。リーグ4連覇中のフィリピン最強王者を相手に、7点を奪った北京FC戦に続くゴールラッシュでグループリーグ3連勝を飾った。

 勝点を9に伸ばしグループで独走を続ける川崎は次戦、中2日の5日にふたたびユナイテッドシティFCとグループステージ第4戦を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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