「すべてのチームが我々よりも強いが…」アジア最終予選初進出のベトナム、韓国人指揮官が意気込む

2021年07月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々の強みはメンタリティだ」

ベトナムを率いる韓国人のパク・ハンソ監督。 (C)Getty Images

 2022年のカタール・ワールドカップ出場権を懸けた、アジア最終予選の組み合わせ抽選会が7月1日に行なわれ、日本はオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと同じグループBに振り分けられた。

 このうち、史上初の最終予選進出を果たしたのがベトナムだ。韓国人のパク・ハンソ監督が率いる代表チームは、アジア二次予選のグループG最終戦でアラブ首長国連邦(UAE)に2-3で敗れたが、勝点17でグループ2位を維持したことで、グループ8組のうち上位5チームに与えられる出場権を獲得した。

 ポット分けが終わった同日、パク・ハンソ監督は記者会見に出席。「グループBではすべてのチームが我々よりも強い。だが、謙虚な気持ちとチャレンジ精神をもってそれぞれの試合に臨み、ベストを尽くしたい」と語ったという。現地メディア『VnExpress』が報じている。
 
「彼らはすべてそれぞれ、独自のプレースタイルを持っている。これはベトナムにとって貴重な学びの機会であり、成長するために必要となる。

 私たちにとって最終予選は初舞台であり、1試合1試合を大切に戦っていこうと思う。ベトナムの最大の強みは、特に強いといわれる、格上の相手と対峙したときのメンタリティだと思っている。相手が強ければ強いほど、精神力は強くなっている」

 ベトナム代表チームは8月から合宿を行ない、9月2日にサウジアラビアとのアウェーでの初戦を迎える。日本とは11月11日のホーム戦で対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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