L・ペレイラ弾で先制したG大阪、アディショナルタイムに被弾しチェンライ・Uに痛恨ドロー

2021年07月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半開始早々に待望の先制点を奪ったのだが…

先手を取ったG大阪だったが、終了間際に同点とされ、勝ち切れなかった。(C)2021 Asian Football Confederation

 ガンバ大阪は7月1日、アジア・チャンピオンズリーグのグループステージ第3節でタイのチェンライ・ユナイテッドと対戦し、1-1の引き分けに終わった。

 立ち上がりからペースを掴んだG大阪の中で、際立つプレーを見せていたのが小野裕二。鋭い動き出しで相手ゴールに迫り、ボールを持てば果敢な突破で攻撃に勢いをもたらす。

 23分には、その小野のクロスから倉田秋が決定機を迎えるも、身体を投げ出してヘッドで合わせたシュートは枠を外れる。

 存在感を見せていた小野だが、30分過ぎに左太腿の裏を痛め、無念の途中交代。松波正信監督は一美和成を投入する。急遽出場した背番号20は38分、レアンドロ・ペレイラからのパスを受けて左足でシュート。しかし、これは相手GKのセーブに阻まれる。

 41分には左サイドから走り込んだ黒川圭介が惜しいシーンを作るなど、多くのチャンスを生み出したG大阪だったが、もうひと押しが足りず。前半をスコアレスで折り返す。

 迎えた後半、G大阪がさっそくスコアボードを動かす。佐藤瑶大のクロスに反応したL・ペレイラが左足で押し込み、待望の先制点を奪う。

 リードを得たあとも押し気味にゲームを進めながら、追加点を狙っていく。守備に回れば、コンパクトな陣形を保ち、ボールの奪いどころを明確にして、鋭い出足でピンチの芽を摘み取っていく。
 
 攻守の両局面で相手を上回ったG大阪は、1点リードのままアディショナルタイムに突入。このまま試合終了かと思われたが、最後の最後でチェンライ・Uのビルに得点を許し、痛恨のドロー決着となった。

 3試合を終えて1勝2分、勝点5でグループ2位のG大阪は、7月4日にチェンライ・U(GS第4節)と再び、対戦する。

構成●サッカーダイジェストweb編集部
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