「W杯には絶対出場する」森保監督が最終予選へ決意表明!初戦のホーム、オマーン戦で懸念されるのは…

2021年07月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

増え続ける海外組に「配慮してあげられるところは配慮」

自身も“最終予選”の怖さを知る森保一監督。チームの成長には確かな手応えも感じているという。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 7月1日、ワールドカップ・アジア最終予選の組分け抽選会が行なわれた。グループBに入った日本の対戦国は、オーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムに決まった。

 日本代表の森保一監督は「アジアのなかで強豪と言われるような強いチームばかり」として、最終予選への意気込みを語った。

 選手としても最終予選を戦った経験を持つ指揮官は、「メンタル的にもフィジカル的にもいろんな部分で2次予選とは別次元」と気を引き締める。

 9月2日のホーム、オマーン戦から始まる最終予選は、コロナ禍の影響もあって、例年よりも短期間、3月までの約半年で行なわれる。
 
 初戦をホームで戦える点については、「我々にとってはポジティブ」としながらも、海外組が増え続ける状況で、日本代表の主力とされる選手たちが、所属先が未定だったり、新天地での状況が分からない難しい状況も考えられる。

「選手たちの状況、状態は日々のスカウティングで個々の情報をしっかりと拾っていくことが大切だと思っている。試合のときに状態を確かめて、フィジカルだけでなく、メンタルも含めて良い状態の選手を招集できるようにしたい。

 選手たちはクラブで厳しい状況のなかでも招集に応じてくれている。その覚悟が日本代表の勝利や、良い結果に繋がると思う。所属クラブでも難しい局面は多いかもしれないが、乗り越えてくれると信じています。状況を見て、配慮してあげられるところは配慮して、チーム作りをして戦っていきたい」

 そして森保監督は、「今まで通り1戦1戦最善を尽くす。ワールドカップには絶対出場するという気持ちで最終予選に臨みたい」と決意を語った。

 日本代表の最終予選は9月2日のホーム、オマーン戦より始まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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