小林祐希が韓国2部へ移籍。ソウル・イーランドFCは『第2の本田圭佑』と紹介

2021年07月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ソウルイーランドFCが見せてくれた積極的な関心に感動」

森保ジャパンでも4試合に出場している小林。代表復帰にも期待がかかる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表の小林祐希が韓国2部のソウル・イーランドFCへ移籍することが公式発表された。

 東京ヴェルディの下部組織出身の小林は、2011年にトップチームへ昇格。その後ジュビロ磐田、オランダのヘーレンフェーン、ベルギーのワースランド・ベベレンを経て昨年9月にカタール1部リーグのアル・ホールに加入。昨季はリーグ戦16試合に出場していた。また、各年代の日本代表にも名を連ね、A代表では8試合出場、1ゴールを記録している。

 新天地となったソウル・イーランドでは登録名は「YUKI」、背番号は21番に決定した。

 同クラブは公式ホームページで小林を以下のように評価、紹介している。

「日本代表で創造的なパスと試合調整能力などを兼ね備えている典型的なプレーメーカータイプの選手だ。左足キック力も兼ね備えており、所属チームでセットプレーのキッカーも担当した。これらのプレースタイルが本田圭佑と似ているとし、『第2の本田圭佑』とも呼ばれている。

 ユキは攻撃的な能力も優れているが、守備的な能力も良いという評価を受ける。これに加えて速度、戦術理解度、守備貢献度も高く、ソウルイーランドFCに大きな力になると思われる」
 
 続けて、小林のコメントも紹介。

「ソウルイーランドFCが見せてくれた積極的な関心に感動し、チームに合流することに決めました。シーズン中盤に参加し、チームに迅速に適応できるように努力したい。韓国の舞台は初めてだが、日本と似ている面が多いので、適応には問題ないと思う。ソウルイーランドFCが目指す昇格を必ず成し遂げるようにしたい」と抱負を語っているようだ。

 小林は、オランダ、ベルギー、カタールに続き自身4か国目となる海外挑戦で、2019年以降遠ざかっている日本代表に再び招集されるような活躍を披露できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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