「チームになじむためには…」ボーフム監督が、新戦力・浅野拓磨の“合流遅れ”を懸念? 現地紙が報じる

2021年06月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

浅野は1週間遅れで合流予定

ボーフムを1部昇格に導いたレイス監督(左)が浅野(右)ら新戦力への懸念を明かした。(C)Getty Images

 2020-21シーズンのドイツ2部を制覇し、09-10シーズンぶりの1部復帰を決めたボーフムが、新シーズンを見据えて始動したと、6月25日付けで現地紙『RUHR24』が報じている。

 チームは週明けの28日から稼働するが、日本代表活動を終えたばかりの新戦力、浅野拓磨は1週間ほど遅れて合流する見込みのようだ。

 ボーフムでスカウト、下部組織やセカンドチームの監督、トップチームのアシスタントコーチなどを務めた後、19年9月に指揮官となったトーマス・レイス監督は、浅野を含めた選手たちの合流の"遅れ"を、やや懸念しているようだ。

「チームになじむためには、当初の予定より時間が必要だろう」とコメントしている。浅野も、即戦力として期待されているだけに、早期の合流を望んでいるというのが本音だろう。
 
 また、起用法についてはトップのほか、10番やウイングでのプレーも期待されているという。シュツットガルトやハノーファーでプレーした経験もあり、「ドイツのサッカーを熟知している」と期待は高まっている。

 1部復帰戦となる開幕カードは、8月14日または15日開催のヴォルフスブルクとの一戦となる。クラブと浅野にとって久々のブンデスリーガの舞台で、インパクトを残せるか。大事なプレシーズンが始まろうとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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