「昔は調子がいいと言われたが…」絶好調ルカクが成長に手応え!「クリスチアーノも嫉妬しているかも」と軽快ジョークも

2021年06月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「EUROを制すれば、全てが上手くいく」

EUROでも好調のルカク。母国を悲願の欧州制覇へ導けるか。(C)Getty Images

 ベルギー代表FWロメル・ルカクが、現地時間6月27日にEURO決勝トーナメント1回戦のポルトガル戦を前に記者会見に出席し、意気込みなどを語った。スペイン紙『AS』が25日付けで伝えている。

 ルカクは過去に在籍したマンチェスター・ユナイテッドでは得点を決められず、批判の声を浴びることも少なくなかったが、2019-20シーズンにインテルに来てからは、圧巻の決定力でゴールを量産。昨季は得点王を獲得したクリスチアーノ・ロナウド(ユベントス)とは5点差の24ゴールをマークした。

 そんな世界指折りのゴールゲッターとなった28歳は、自身の好調ぶりにはこう胸を張る。

「昔は調子がいいと言われていたが、今はこの2年間でワールドクラスの選手でもあることを証明した。僕はそこを目指していたし、それを達成できたと思う。ここ数年でずいぶんと成長したよ」

 圧巻の個人スタッツに加え、チームもユベントスの10連覇を阻みスクテッドを獲得と、クラブで充実したシーズンを過ごしたルカクは、EUROでもここまで3ゴールを奪う活躍で、ベルギー代表のグループステージ首位突破に貢献。順調な戦いぶりを見せるなかで、悲願の欧州制覇へ、3位に終わったロシア・ワールドカップ超えを力強く宣言している。
 
「インテルでチャンピオンになったことで、もっと多くのものを手に入れたいと思うようになった。EUROを制すれば、全てが上手くいくだろう。2018年のワールドカップでは、僕たちは十分に成熟しておらず、我々はあまりにも"ロマンチック"だった。今僕たちは試合に勝つためのいくつかの方法を持っているんだ」

 また、インタビューでは単独トップの5ゴールと、今大会でも流石の活躍を見せるC・ロナウドにも言及。次戦で相まみえる大エースに対し、茶目っ気たっぷりにジェラシーを見せている。

「僕はクリスチアーノのドリブルやシュートの能力が欲しいよ。でも彼は僕のパワーやシュートに少し嫉妬しているかもしれないね」

 意地と意地のぶつかり合いとなる、優勝候補同士の一戦に世界中の注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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