「楽にしてもらえなかった」名古屋の守護神ランゲラックを、ACLで対戦した韓国・浦項の指揮官が称賛!

2021年06月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「退場で試合の流れが変わってしまった」

その働きぶりが敵将からも高く評価されたランゲラック。(C)SOCCER DIGEST

 名古屋グランパスは6月25日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第2戦で韓国の浦項スティーラーズと対戦し、3-0で勝利を収めた。

 名古屋は前半に柿谷曜一朗、後半にマテウスの2発で快勝。攻撃陣の好調はもちろん、相手チームにとっては、守護神の存在が大きかったようだ。

 浦項のキム・ギドン監督は、試合後の会見で名古屋との対戦において、GKの存在が大きかったと語ったようだ。アジア・サッカー連盟(AFC)公式が伝えている。
 
「今日の試合は両チームともいいプレーをしていたと思う。我々のいくつかのミスで失点してしまい、後半はいいかたちで入れたが、レッドカードでひとり退場になってしまったことで、試合の流れが変わってしまった」

 そう説明したギドン監督は、「それに、名古屋のGKも、我々を楽にしてくれなかった。彼はとてもいい試合をしたと思う。正直に言うと、この結果は予想していなかったよ。選手を失ったことですべてがうまくいかなくなった」とランゲラックを称えながらも、結果に嘆きを隠せなかった。

 この試合の結果、連勝となった名古屋は勝点を6に積み上げグループGの首位に、浦項は同3でジョホール・ダルル・タクジムと並びながらも、得失点差で3位となっている。

 次節、名古屋は28日にタイのラーチャブリーとの試合を控えている。攻撃陣はもちろん、守護神の奮闘に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事