C大阪がセットプレー2発でACL初戦勝利! 若手主体の広州につけ入る隙を与えず

2021年06月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

原川がCKで2アシスト

チームを勢いづかせる先制点を挙げた奥埜。CKのチャンスにヘディングシュートを流し込んだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 セレッソ大阪は6月24日、アジア・チャンピオンズリーグのグループステージ初戦で中国の広州FCと対戦し、2-0で勝利を収めた。

 若手主体の広州に対し、C大阪は立ち上がりからボールを保持し、試合を優位に進める。自分たちのリズムでパスをつなぎ、相手を押し込んでいく。9分には高木俊幸のクロスから坂元達裕がヘディングシュート。しかしこれは惜しくもバーの上。

 主導権を握る展開のなか、先制点が生まれたのは14分。原川力のCKに奥埜博亮がヘッドで合わせてゴールネットを揺らす。

 リードを得たC大阪は攻撃の手を緩めず、追加点を狙っていく。両サイドを効果的に使いながら相手ゴールに何度も迫る。時折攻め込まれる場面もあったが、CBコンビのチアゴや瀬古歩夢ら守備陣が危なげのないディフェンスで撥ね返す。

 ゲームをほぼ支配した前半は多くのチャンスを作るも、広州の人数をかけた守備をなかなかこじ開けられず、1点止まりだった。
 
 迎えた後半も、C大阪が優勢を保つ。途中出場の為田大貴は果敢な仕掛けで攻撃を活性化し、坂元が持ち前の柔軟なテクニックで敵を翻弄し、好機を演出する。

 そして待望の追加点は69分。原川のCKから、今度はチアゴがヘッドで叩き込む。その後も危なげない戦いぶりでゲームを終わらせたC大阪が2-0で完封勝利。幸先良く勝点3を手にした。

 C大阪は次戦、27日に香港の傑志と対戦する。

構成●サッカーダイジェストweb編集部
 
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