横浜、新監督にポステコグルーの“元右腕”を招聘か?オーストラリア人指揮官が“続投”と海外報道

2021年06月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

五輪による中断期間中に合流予定

ポステコグルー(右)の下でコーチを務めたマスカット(左)の就任なら、スムーズに新体制へ移行できるか。(C)Getty Images

 横浜F・マリノスの新監督に、前任アンジェ・ポステコグルーに縁のあるケビン・マスカットが就任する可能性が高まっているようだ。『The Asian Game』が6月24日付けで報じている。

 ポステコグルーがセルティックからのオファーを受け、今月10日をもって退任したため、現在は正式な監督が不在となっている横浜。後任に注目が集まるなか、白羽の矢を立てたのが47歳のオーストラリア人指揮官だったようだ。

 現役時代は母国のメルボルン・ヴィクトリーなどでプレーし、代表経験も持つマスカットは引退後、古巣メルボルンのアシスタントコーチに就任し、指導者のキャリアをスタート。2013年に当時の指揮官だったポステコグルーがオーストラリア代表監督に就任した際に、昇格という形で監督デビューを果たした。その後、2019年まで6年に及ぶ長期政権を築き、その期間中には本田圭佑も指導している。
 
 2020年6月からは、鈴木優磨ら日本人選手が数多く在籍するベルギーのシント=トロイデンで監督を務めていたが、成績不振によりシーズン途中で解任されていた。現在は地元放送局『Optus Sport』でテレビアナリストを務めている。

『The Asian Game』によれば、マスカットは来日して2週間の隔離期間を挟んだうえで、五輪による中断期間中に横浜に合流するとのことだ。

 オーストラリア人指揮官の"続投"となれば、前任者のサッカーも理解しているだけに、超攻撃的スタイルはスムーズに継続できそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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