レバンドスキ、まさかの連続バー直撃シュートに世界驚愕!「どうしたらこんなことになるんだ?」

2021年06月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「Tik Tok行きだ!」

敗退が決まり、うなだれるレバンドスキ。(C)Getty Images

 同じ選手が数秒の間に2回連続でバーにシュートを当てるシーンは、なかなかお目にかかれない。それが世界的ストライカーならなおさらだ。

 現地時間6月23日に開催されたEURO2020のグループステージ(E組)の第3戦で、1敗1分で4位のポーランドは、1勝1分ですでに16強入りを決めている1位のスウェーデンと、ロシアのサンクトペテルブルクで対戦した。

 決勝トーナメントへ進むには勝つしかないポーランドは、何としても先制点を奪いたいところだったが、EURO史上2番目に早い、開始81秒でエミル・フォシュベリに得点を許す、苦しい立ち上がりとなる。

 それでも同点のビッグチャンスは17分にやってきた。右CKに、中央でフリーとなったレバンドフスキが、叩きつけるようなヘディングシュートを放つ。これは惜しくもクロスバーに嫌われるが、大エースはすぐさまこぼれ球に反応し、再びヘッド。

 GKは倒れており、がら空きとなったゴールに押し込むだけというイージーな状況だったが、なんとボールはまたもやバーに直撃してしまったのだ。さらに、その跳ね返りを押し込もうとするも、ボールは股の間に通ってしまい、絶好機を逃してしまった。

【動画】一体どうした?レバンドスキの連続バー直撃ヘッドはこちら(29秒~)
 
 このまさかのシーンに、世界中のファンも反応。SNS上は驚きの声で溢れている。

「狂気の沙汰だ」
「クロスバーチャレンジ」
「彼のような大物がそれを逃すなんて…」
「一体どうしたらこんななことになるんだ?」
「ブンデスリーガ税」
「Tik Tok行きだ!」

 また、英メディア『SPORT BIBLE』でも「信じられないようなシーンだ。結局、彼は人間なのだろうか?2020-21シーズンのブンデスリーガで新記録の41ゴールをマークした選手ならば、このようなチャンスを逃すことは普通ないだろう」と、ゴールマシーンとも称される32歳の決定機逸を大々的に取り上げている。

 なお、ポーランドは、59分にフォシュベリの得点で0-2となった後、レバンドスキが汚名返上とばかりに2ゴールを挙げて意地は見せたが、94分にヴィクトル・クラエソンに勝ち越し点を奪われ、万事休す。2-3で敗れ、グループステージ敗退が決まっている。

 あの時間帯に同点に追いついていれば、試合は全く違う展開になっていたかもしれないだけに、エースのプレーは痛恨だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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