マンチェスター・シティのイングランド代表MFフィル・フォデンが、チームメイトと交わしたユニークな約束を明かしている。

　フォデンは、名将ジョゼップ・グアルディオラの下、プロ５年目にして才能が完全に開花。類まれなる攻撃センスで組み立てからフィニッシュまで積極的に関与し、昨季は公式戦16得点・10アシストと、存在感を遺憾なく発揮した。現在戦っているEUROでもタレント揃いの攻撃陣のなかで、２試合連続でスタメンの座を掴んでいる。

　そんな新進気鋭の若武者は、22日のグループステージ最終戦、チェコ戦を前に英メディア『talk SPORTS』のインタビューに対応。そこで茶目っ気たっぷりに伝えたのが、代表の大先輩ポール・ガスコインのオマージュとも言われる、金髪に染め上げた現在の自身のヘアスタイルに絡めた取り決めだ。

　1998年のフランス・ワールドカップで、ルーマニア代表が１試合を残し決勝トーナメント進出を決め、グループステージ最終戦をスキンヘッドのGKボグダン・ステレアを除く、選手全員がブロンドヘアーで戦った過去も持ち出し、有言実行に意欲を見せている。

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「もし優勝したら、僕と同じ髪型にしてくれとチームに言ったんだ。そしたらみんな賛成してくれたよ。ルーマニアは全員同じヘアカットではなかったと思う。勝てば、全員同じ髪型にするよ。」

　まだあどけなさが残る21歳は、影響を受けた選手についても回答。「選ぶのは難しい」としながらも、元アーセナルで昨季はボーンマスでプレーした現役選手と、チェルシーのレジェンドの名を挙げている。

「当時は、ジャック・ウィルシャーが好きだったね。あとはフランク・ランパードが大好き。彼はゴールを決めるまで、常に適切な場所とタイミングでプレーしていた。本当にたくさんの選手が好きで、１人だけを挙げるのは難しいよ」

　スリーライオンズは見事EURO初制覇を果たし、金ピカに輝く姿をお披露目できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部