「40歳までプレーする気だ」長谷部誠の鉄人ぶりにドイツ紙が感嘆!コンディション維持の“秘密兵器”に同僚からリクエストも?

2021年06月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「長谷部はプロ選手のお手本である」

37歳でブンデスでの新シーズンを迎える長谷部。(C)Getty Images

 ブンデスリーガのフランクフルトに所属する長谷部誠は、37歳となった今もドイツの最前線で戦い続けている。20-21シーズンもリーグ戦29試合に出場し、チームの5位フィニッシュに貢献した。

 そんな長谷部の強靭な肉体は、ドイツでも称賛されている。現地紙『BILD』は、ベテラン戦士が日本のメーカーが手掛ける低周波治療器のアンバサダーに就任したことを報じつつ、「アイントラハトのハセベはもう元気いっぱいだ」と驚嘆している。

「ブンデスリーガの最高齢のプロであるハセベだが、彼は年齢などものともせずフィールドを走り続けている。コンディション維持の秘訣は、日々の熱い風呂、十分な睡眠、健康的な食事と定期的な運動。そして、選手生活を続ける秘訣として、低周波の電気治療を行なっているようだ」

 そして、同紙は改めて、日本人プレーヤーのプロとしての姿勢を称えている。
 
「彼は日本の医療機器メーカーのオムロンが開発した低周波電気治療器を用いて、神経を電気的に刺激することで、筋肉や関節の痛みを和らげているようだ。これまでアイントラハトのほかヴォルフスブルク、ニュルンベルク、浦和レッズでプロとして626試合をこなしてきた彼は、もちろん消耗を感じ、若いころに比べたら、リカバリに時間が必要だと考えている。

 それでも昨シーズンの好調を受け、このアイントラハトは1年の契約延長にサインした。プロとしてお手本である長谷部は、本気で40歳までプレーする気だ。驚くことに、彼は1月には38歳になる!」

 また、フランクフルトの若手にとってはこのベテラン戦士が"鬼門"であるとも指摘。「レギュラーの座を獲得するには、20代の若手選手は、オリバー・グラスナー新監督(46歳)のもとであろうと、まず長谷部を追い出さなければならない」と綴っている。

 ちなみに、長谷部が低周波治療器のアンバサダーとなった報告をしたインスタグラムの投稿には、同僚のダニー・ダ・コスタ(27歳)、元同僚のジョナサン・デ・グズマン(33歳)から「僕もこれが欲しい」とリクエストが寄せられている。日本人MFの肉体維持の秘訣は、世界のフットボール選手にとっても興味津々の話題であるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事