「クオリティを飛躍的に向上させる」鎌田大地のセビージャ移籍に地元紙が太鼓判!「ドリブルを止めるのは難しい」

2021年06月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

敏腕SDモンチが注目

移籍か、残留か、鎌田の去就が注目を浴びている。(C)Getty Images

 今夏の去就が注目を集めているのが、フランクフルトの鎌田大地だ。

 2020-21シーズンのブンデスリーガで5ゴール・12アシストをマークした日本代表アタッカーには、トッテナムやセビージャといった強豪クラブが関心を示している。

 だが先日、クラブの強化担当者が「現時点では、カマダに対する具体的なオファーはゼロだ」と明かすなど、残留の可能性も出てきている。

 そんななか、セビージャの地元紙『La Colina de Nervion』が、「ダイチ・カマダがセビージャのクオリティを飛躍的に向上させる」と題して、クラブ側の動きを伝えた。

 記事によれば、敏腕で知られるセビージャのモンチSDは、今夏の移籍市場でチームの質を上げる選手の獲得を目論んでおり、そのひとりとして「素晴らしいシーズンを過ごした」鎌田に注目しているという。

【PHOTO】フランクフルトの攻撃を牽引!ドイツで輝きを放つ鎌田大地のキャリアを厳選ショットで振り返り!

 同紙は「カマダは中盤の中央でも右サイドでもプレーできる」とし、「(ジュレン)ロペテギ監督の4-3―3に収まる可能性がある」と伝え、こう特長を紹介している。

「24歳のプレーヤーは、パスのクオリティが際立っていて、FWの素晴らしいパートナーとなる。またドリブルが上手く、DFに1対1を仕掛けるのを好み、フェイントが大きくて止めるのは難しい」

 また移籍金については、「市場価値は2500万ユーロ(約31億円)で、フランクフルトは値下げするとは言ってない。だが選手の意向は重要であり、最終的に数百万ユーロ安くなる可能性がある」と綴っている。

 どうやらセビージャの鎌田への興味は間違いないようだが、あとは移籍金などの条件がまとまるかというところだろう。もし、このアンダルシアの雄に加入すれば、自身初のチャンピオンズ・リーグに参戦することになるが、果たして…。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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