最終予選に進む12か国が出揃う!日本のほか2次予選全勝の豪州、サウジなどが順当に通過

2021年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

組分け抽選会は7月1日に行なわれる予定

2次予選を全勝で通過した森保ジャパン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は6月15日、パナソニックスタジアム吹田でワールドカップ・アジア2次予選のキルギス戦を行ない、5-1で勝利を収め、8戦全勝でグループFの首位通過を果たした。

 同日に各グループで、カタール・ワールドカップ・アジア2次予選の最終戦が行われ、最終予選に進む12か国が出揃った。通常各グループの首位8か国と2位に入った国のうち、上位4か国が次ラウンドに進むものの、開催国のカタールがE組の1位となったため、2位グループの上位5か国の突破が決定した。

 日本のほかは、シリア、中国、オーストラリア、イラン、イラク、サウジアラビア、オマーン、UAE、ベトナム、韓国、レバノンとなっている。

 A組のシリアは既に首位通過が決定。最終戦で中国に1-3で敗れたものの、勝点21でA組トップ通過が決定。また、中国も2位に入ったチームの上位5か国以内に入り最終予選へ駒を進めた。

 B組では、ホームでヨルダンを下したオーストラリアが日本と同じく8戦全勝で勝ち名乗り。

 C組は、上位2チームによる直接対決で順位が決定。勝点15で敗戦の状況によっては3位転落もあり得たイランは、同17のイラクを1-0で破り逆転で1位通過。また、イラクも2位となった国のなかで上位につけ、最終予選へ進出した。

 グループDはサウジアラビアが圧倒。こちらも8戦全勝で次ラウンドに進んでいる。
 
 グループEでは、ワールドカップ開催国のカタールが首位に。勝点18で2位のオマーンが通過を決めている。

 G組でも上位2チームの直接対決が行なわれた。3-2の撃ち合いを制したUAEが勝点18でトップ通過。敗れたベトナムも同17で2位通過を果たしている。

 北朝鮮が辞退し、4か国で争われたH組は、13日の時点で全試合が終了。韓国が5勝1分でトップ通過を果たした。

 また、北朝鮮辞退を受けて、2位争いの公平性が保たれなくなるため、2位になったチームと各組最下位のチームの試合結果は無効としてグループ間の成績を比較。その結果、レバノンが最後の1枠を手にした。

 注目の最終予選組分け抽選会は7月1日に行なわれる予定だ。

 最終予選進出国は以下の通り。
※()内は2021年5月時点でのFIFAランキング。
日本(28位)、イラン(31位)、韓国(39位)、オーストラリア(41位)、サウジアラビア(65位)、イラク(68位)、UAE(73位)、中国(76位)、シリア(79位)、オマーン(80位)、ベトナム(92位)、レバノン(93位)。

 また、FIFAは6月18日、アジアに限定した特別なFIFAランキングを決定。組み合わせ抽選会のポット分けは、このランキングに基づいて行われた。

ポット1:日本/イラン
ポット2:韓国/オーストラリア
ポット3:サウジアラビア/UAE
ポット4:イラク/中国
ポット5:シリア/オマーン
ポット6:ベトナム/レバノン

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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