「日本の選手層は厚いぞと」森保監督が評価した選手の気概!ハットトリックのオナイウにも賛辞

2021年06月15日 サッカーダイジェスト編集部

「選手たちは日本を元気にしようということで頑張ってくれた」

森保監督は2次予選を8戦全勝で締めくくる。すでに最終予選進出が決まっている中でも手を抜かなかった選手たちを評価した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は6月15日、パナソニックスタジアム吹田で行なわれたカタール・ワールドカップ2次予選のキルギス戦で5-1の勝利。今予選を全勝という形で終えた。

 選手たちに良い選手がいることを見せようと言葉をかけてピッチに送り出したという森保一監督は、以下のように試合を振り返る。

「セルビア戦から大幅にメンバー変更をして、この試合に臨みましたけど、選手たちが、日本の選手層が厚いぞというところ、いっぱい良い選手がいるぞというところを見せてくれたと思います」

 またハットトリックの活躍でこの日のヒーローになったオナイウ阿道について訊かれると、「追加招集でチームに加わってくれて、そこで普段やってくれていることをしっかり発揮してくれた。Jリーグで日本人のトップスコアラーとして、今日結果を出してくれて良かったと思います」と称賛した。
 
 19日間で男女合わせて9試合が組まれ、「ドドドド怒涛の9連戦」と銘打たれた6月シリーズ。その最終戦を勝利で締め括り、勢いを持って今後に向かうことになる。代表チームとしては、7月に東京五輪、8月末からはカタール・ワールドカップのアジア最終予選が始まる予定だ。

「選手たちがこの連戦のなかでも、このコロナ禍のなかでサッカーができる喜びを感じながら、制限がいっぱいあったなかで大変だったと思いますけど、我慢強く試合のなかで勝って、日本を元気にしようということで頑張ってくれたと思います」

 指揮官はなにより日本サッカーを盛り上げられたことを喜んでいた。

構成●サッカーダイジェスト編集部

【PHOTO】日本5-1キルギス|オナイウのハットトリックを皮切りにキルギス相手に5得点!アジア2次予選8連勝を飾る!
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