【ACLラウンド16・第2戦】柏 1-2 水原三星|2戦合計4-4もアウェーゴール数で上回り柏がベスト8へ

2015年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

助っ人コンビの打開から小林がプロ初ゴール!

スタメンに抜擢された小林が勝負を決めるゴールを奪取。吉田監督の采配がズバリ的中した。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は5月26日にラウンド16の第2戦が行なわれ、水原三星と対戦した柏は、ホームで1-2と敗れたものの2戦合計4-4とし、アウェーゴールの差でベスト8に進出した。

【ACLラウンド16 PHOTOハイライト】柏×水原三星
 
 日立柏サッカー場で行なわれた試合は、立ち上がりから第1戦でリードを許している水原が攻勢に出る。2分にチョン・テセが思い切りの良いシュートを放つなど積極的な姿勢が目立った。14分にはヨム・ギフンが負傷退場するアクシデントに見舞われるものの、攻撃の勢いは止まらない。26分、ペナルティエリア内でパスを受けたチョン・テセが右足で強烈なシュートを叩き込み、水原が先制した。
 
 前半を1点ビハインドで折り返した柏は、後半に入っても攻撃のテンポが上がらず、水原にペースを握られてしまう。54分にはCKからク・ジャリョンに決められ0-2。2戦合計でリードを許す苦しい展開に。
 
 後半はチャンスらしいチャンスを作れなかった柏だが、61分にCKから工藤が決定機を迎えると、これを機に徐々にペースを引き寄せる。そして65分、左サイドをクリスティアーノ、レアンドロの助っ人コンビで打開すると、最後はこぼれ球を小林が叩き込んで1点を返す。小林のプロ初ゴールで2戦合計4-4とし、柏がアウェーゴールの差で上回る。
 
 ラスト10分、柏は水原の猛攻に晒されるものの、これをなんとか凌ぎ1-2でタイムアップ。第2戦は落としたものの、柏が2戦合計で上回りベスト8進出を決めた。
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