「やる気があれば…」モドリッチが盟友ベイルの将来に言及!アンチェロッティ再登板のマドリーで「役に立つ」

2021年06月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

EUROにも意気込み「私たちはまだ全てにおいて危険」

モドリッチ(右)が盟友ベイル(左)について語った。(C)Getty Images

 レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、マドリーやトッテナムで長年共闘したウェールズ代表FWガレス・ベイルについて語った。

 現在35歳のモドリッチは、トッテナムから2012-13シーズンに"白い巨人"へ移籍。以降主軸として出場を重ね、加入9年目を数えた昨季も中盤を幅広く動き回り、随所で違いを発揮。公式戦48試合出場は、ベルギー代表GKティボー・クルトワ、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに次ぐ、チーム3位タイの記録だ。すでに契約更新も発表されており、来季は大台の10年目に突入する。

 そんな衰え知らずのファンタジスタは、現地時間6月10日に英『talk SPORT』の独占インタビューに対応し、昨季はレンタルで復帰した古巣トッテナムで、リーグ戦11ゴールとまずまずの結果を残した盟友ベイルに言及。来季からカルロ・アンチェロッティが再登板するマドリーならびに、11日に開幕したEUROでの再会に期待を寄せている。
 
「彼は素晴らしい人で、スパーズとマドリーで何年も一緒だった。彼とは素晴らしい時間を過ごしたよ。願わくばこの大会でも会いたいね。そのときは、互いにグループを突破し、さらに先に進んでいることになるしね。

 とにかく、新シーズンに何が起こるかは、これからだ。ガレスは、カルロが最初に就任したときに良いプレーをしていたし、ガレスがやる気とハングリー精神があれば、レアル・マドリーの役に立つことができる」

 また、モドリッチは、準決勝でイングランドを破るなど、下馬評を覆し準優勝を果たしたロシア・ワールドカップでの経験も踏まえ、EUROでの躍進も力強く宣言している。

「大きな大会の前に誰もが我々を過小評価するのは私たちの宿命だ。だが、人々が我々を好意的に見ていないことは気にならない。クロアチアでプレーするときにいつもしているように、全てを出し切って戦うよ。私たちはまだ全てにおいて危険な存在だ。誰もが我々との対戦を楽しみにしているわけではないだろうね」

 グループDに入ったクロアチアは、13日にイングランド、18日にチェコ、22日にスコットランドと激突。順調に突破し、決勝トーナメントへ進出した際には、ベイル擁するウェールズとの対決もあるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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