日本代表、ピクシー率いるセルビアを1-0撃破! 伊東純也の決勝点で欧州勢との3年ぶりの対戦を制す

2021年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

CKから谷口の頭を経由し、伊東がボレーで押し込む

谷口のアシストから伊東が決めて日本が先制した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 キリンチャレンジカップの日本代表対セルビア代表は6月11日、ノエビアスタジアム神戸で行なわれ、日本が1対0で勝利を収めた。

 ワールドカップのベルギー戦以来、欧州勢との3年ぶりの対戦となる日本は前半、古橋亨梧が1トップの位置に入り、鎌田大地をトップ下に、両翼に南野拓実、伊東純也を配置してスタートした。

 Jレジェンドの"ピクシー"ことドラガン・ストイコビッチ監督が指揮を執るセルビアに対し、日本は立ち上がりからボール支配では相手を上回った。しかし、やや引き気味に守備ラインを引いてくるセルビアを日本は崩しきれない。敵陣深くへ入り込むものの、フィジカルに勝る相手の堅守に潰されるシーンも目立った。
 
 0-0で迎えた後半、日本は古橋に代えてオナイウ阿道、ボランチの橋本拳人に代えて川辺駿を投入してスタート。オナイウはこれがA代表デビュー戦となった。すると48分、日本はオナイウ、川辺らが絡んでチャンスを作り、CKを獲得。そして鎌田からのクロスを谷口彰悟が頭で後方へ擦らすと、詰めた伊東が右足ボレーで合わせ、ネットを揺らす。日本が待望の先制点を奪った。

 日本はさらに64分、伊東が後方からのスルーパスに抜け出すと、中央のオナイウへラストパス。これをオナイウが押し込んで、日本の2点目かと思われたが、オフサイドの判定に。追加点とはならなかった。

 日本はその後、室屋に代えて山根視来、伊東に代えて浅野拓磨らを起用し、ピッチ上の顔ぶれを変えながらも積極的に追加点を狙っていく。しかし、たびたび迎えた好機もゴールには至らず。

 結局、2点目は奪えなかったものの、日本が1-0で欧州勢との3年ぶりの対戦を制した。森保ジャパンとしては欧州勢を相手に初勝利を飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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