「この勝利は大きかった」。長友佑都が、「フィジカルが強い」セルビアとの一戦で感じた手応えを語る

2021年06月11日 サッカーダイジェスト編集部

「良いサッカーができたと思います」

セルビア戦でキャプテンマークを巻いた長友が、ゲームを振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は6月11日、キリンチャレンジカップのセルビア戦に臨み、1-0で勝利した。

 日本は前半、ゲームの主導権を握るも攻めあぐね、逆にカウンターからピンチもあった。だが後半に入ると、先制に成功する。48分、CKでキッカーの鎌田大地が好クロスを供給し、ニアで谷口彰悟が頭でファーに流す。最後は伊東純也が合わせ、ネットを揺らした。

 その後も日本は攻勢を強めたが、ゴールは生まれず1-0でタイムアップ。試合後、このゲームでキャプテンマークを巻いた長友佑都がセルビア戦で感じた手応えを語った。

「相手はフィジカルが強くて、前半からなかなか厳しい戦いが続きましたけど、しっかりみんなで守備をして、攻撃にもみんなで参加できました。良いサッカーができたと思います」
 
 若手について「みんな走って頑張っていました」とベテランらしく労う長友は、セルビアに勝利した価値をこう話す。

「もちろん勝つことが大事でしたし、これから最終予選も続いていきます。厳しい戦いが続くので、この勝利は大きかったと思います」

 確かに長友の言うとおり、フィジカルに優れるセルビアにハードワークで粘り勝ちできたのは大きかっただろう。次戦は6月15日にカタール・ワールドカップ・アジア2次予選のキルギス戦に臨む。すでに最終予選進出を決めているが、未来につながる勝利を掴めるか。

 キルギス戦でも、チームを引っ張る長友、そして日本代表のパフォーマンスに注目だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

【PHOTO】流れたボールにいち早く反応!決勝ゴールを決めた伊東純也を特集!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事