伊東純也、してやったりの決勝弾! 節目のゴールは「初めて知った」。痛めた足の状態は…

2021年06月12日 サッカーダイジェスト編集部

日本代表の国際Aマッチ通算1300ゴール目

決勝弾の伊東は持ち味のスピードを生かして多くのチャンスを作った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

[キリンチャレンジカップ2021]日本 1-0 セルビア/6月11日/ノエビアスタジアム神戸

 得点は後半開始早々の48分だった。日本が右からのCKを獲得し、鎌田大地がクロスを送ると、中央の谷口彰悟がヘディングでファーに流す。DFを振り切ってフリーになっていた伊東純也が右足でボールを捉えてネットを揺らした。結局、その得点が決勝点となって日本が勝利を収めた。

 試合後、値千金のゴールを奪った伊東が得点シーンを振り返った。

「チームで狙っている形でした。相手が大きいのは分かっていたのでニアでフリックして、というのは練習から意識していました」

 恵まれた体躯を持つ欧州勢からセットプレーで得点できたのは、伊東にとっても日本代表としても大きな自信につながるだろう。
 
 ちなみにこの得点が日本代表の国際Aマッチ通算1300ゴール目。伊東は試合後に報道陣から伝えられると「初めて知った」と笑ってみせた。

 また、試合全体については「後半は自分の持ち味を出せてコンビネーションで崩せた場面は多かったですけど、前半のうちからチャンスを作れればよかったです」と反省点を述べた。

 伊東は終盤に足を痛めて76分に途中交代したが、「今は痛いですけど、打撲なので1日、2日経てば治ると思います」と大事には至らないようだ。

 次戦の6月15日のカタール・ワールドカップ・アジア2次予選のキルギス戦での活躍も期待したい。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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