日本人5人所属のSTVV、“マガトの右腕”を新監督に招聘! 長谷部&内田を指導、伊藤達哉と3年ぶりの再会

2021年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本人プレーヤーの指導経験も豊富

ハンブルクを率いた経験もあるホラーバッハ氏。(C)Getty Images

 日本企業の「DMM.com」がオーナーを務めるベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)は6月5日、新監督にドイツ人のベルント・ホラーバッハが就任すると発表した。

 ホラーバッハは、フェリクス・マガト監督の下で長らくアシスタントコーチを務め、ヴォルフスブルク時代に長谷部誠ともに2008-09シーズンのブンデスリーガ制覇を経験、シャルケ時代には内田篤人の指導にもあたった。

 2014-17年にはヴュルツブルガー・キッカーズの監督兼SDを務めて2部昇格を果たし、2018年には当時ドイツ1部だったハンブルクの監督に就任。たった7試合の指揮に終わったが、酒井高徳、伊藤達哉とも共闘している。その後、2019-20シーズンはベルギー1部のムスクロンを率いていた。
 
 STVVの立石敬之CEOは、公式HP上で「先日、ピーター・マース監督の辞任を受け、監督の後任候補者との交渉を続けて参りました」とし、ホラーバッハ監督が就任したことを発表している。

「現在の新型コロナウイルス感染拡大によるパンデミックでわれわれのみならず、世界中のフットボールクラブもファイナンシャルに大きな問題を抱えています。2021-22シーズンのチームの指揮を執る監督人事については、(1)決められた予算内であること、(2)ベルギーリーグの経験があることが役員の中で共有されていました」

 STVVには現在、鈴木優磨、伊藤達哉、シュミット・ダニエル、橋岡大樹、松原后の日本人5選手が在籍しており、伊藤にとっては同監督とは"再タッグ"となる。

 ドイツとベルギー、そして日本人プレーヤーを知る監督の就任で、15位と低迷した2020ー21シーズンからの立て直しを図れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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