【ルヴァン杯】札幌が青木のゴラッソで先制も…。横浜が仲川のコントロールショットで追いつき1-1ドロー決着

2021年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌は荒野のPK失敗で苦しい展開に

見事な同点ゴールを挙げた横浜の仲川。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ルヴァンカップは6月6日、プレーオフステージの3試合を開催。札幌厚別公園競技場では、Aグループ2位の北海道コンサドーレ札幌と、Dグループ1位の横浜F・マリノスが激突した。

 リーグ戦ではお互いに3試合負けなしと好調、攻撃的なチーム同士のバトルは、立ち上がりから激しく攻守が入れ替わる展開に。

 それでも、積極的なハイプレスでボールを奪い、徐々に主導権を握った札幌は26分に青木亮太の豪快なミドルで先制。ペナルティエリア手前で荒野拓馬の横パスを受けた青木が、思い切りの良い右足のシュートでネットに突き刺した。

 さらに勢いに乗るホームチームは、42分にPKを獲得。しかし、キッカーを務めた荒野のグラウンダーのシュートは、GKに弾かれ追加点とはならず。
 
 一方、1点のビハインドを負った横浜は45+2分に、素早いカウンターからのスルーパスを右サイドで受けた仲川輝人が自ら仕掛け、左足のコントロールショットで逆サイドのネットを揺らす。見事なゴールで前半の内に同点に追いつく。

 後半札幌は小柏剛の負傷交代などトラブルに見舞われながらも、攻撃の手を緩めず。小柏に代わって投入されたルーカス・フェルナンデスが、69分に菅大輝のクロスに頭で合わせるも、ゴールラインを割ることはできず。

 さらに74分にもL・フェルナンデスがゴール前に積極的に飛び込むが、これも得点には繋がらず。お互いに2点目を奪えないまま、試合はドロー決着となった。

 プレーオフステージ第2戦は、13日に横浜のホーム・ニッパツ三ツ沢球技場で行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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