「新監督がどう評価するかで…」大迫勇也はブレーメンに残るのか? 現地メディアが見解

2021年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブは2部降格が決定している

リーグ戦ノーゴールで今シーズンを終えた大迫。(C)Getty Images

 日本代表FW大迫勇也が所属するドイツのブレーメンは、今季の成績(17位)で降格が決定し、来シーズンは41年ぶりに2部での戦いに臨む。

 先日、新監督にマルクス・アンファング氏が就任すると発表されたが、主力の流出は避けられないようだ。現地メディア『Deichstube』は、4日付けで「来年で契約が切れる選手たち」として大迫ら10人の名前を上げ、その去就について見解を示した。

 そのうち、チェコ代表GKイジー・パブレンカ、セルビア代表DFミロシュ・ヴェリコビッチ、スウェーデン代表DFルドビク・アウグスティンソン、コソボ代表MFミロト・ラシチャ、アメリカ代表FWジョシュ・サージェントは、以前から移籍の噂も流れており、退団が確実だという。
 
 一方で、DFクリスティアン・グロースとMFケビン・メーバルトは残留の可能性が高いようだ。それぞれブレーメンでの貢献が高く評価されているという。

 では大迫はどうか。同メディアは「今後の状況で、立場が変わる」という見解を示している。

「大迫の去就は、現在はやや退団に傾いているくらいだろう。しかし、アンファング監督が、この31歳のプレーヤーをどこまで2部リーグに適していると評価するかが、今後を大きく左右することになるだろう。年齢だけを考えれば、ブレーメンには将来性のあるストライカーもいる。クラブや監督が、彼のどの部分に価値を見出すかで、日本人プレーヤーの立場が変化することを明示している」
 
 果たして、大迫は1部返り咲きを目指すクラブに残るのか、それとも新天地を求めるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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