「理想的な目的地になる可能性」南野拓実が“宿敵”エバートンへ? まさかのジェラード監督招聘次第では…

2021年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本物のタレントであるという兆し」

サウサンプトンでのレンタルが終了し、来シーズンの去就が注目されている南野。(C)Getty Images

 レアル・マドリーにカルロ・アンチェロッティ監督を強奪されたエバートンが、後任候補に意外な人物をリストアップしているという。宿敵リバプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラードだ。

 英メディア『GiveMeSport』によれば、アンチェロッティの後釜として、ウォルバーハンプトンの監督を退任したヌーノ・エスピリト・サントや、2002年から2013年までエバートンで指揮を執ったデイビッド・モイーズ(現ウェストハム)らとともに、2020-21シーズンにスコットランドの名門レンジャーズを優勝に導いたジェラードの名前が挙がっているという。ただ、「移籍専門記者ファブリツィオ・ロマーノ氏の見解によれば、本命ではない」とも付け加えている。
 
 さらに、英紙『DAILY STAR』は、「ジェラードとともにエバートンに加わる可能性のある5人のリバプールの選手」と題した記事を掲載。ナサニエル・フィリップス、リース・ウィリアムズ、マルコ・グルイッチ、アドリアンとともに、サウサンプトンにレンタルされていた南野拓実もピックアップしている。

「レッドブル・ザルツブルクから(リバプールへ)加入した南野のキャリアは、厳しいスタートを切った。多くの攻撃的なタレントに恵まれた(ユルゲン・)クロップ監督の下で、日本代表戦士はファーストチームに入るのに苦労し、今年1月にサウサンプトンにレンタルされたのだ」

 26歳のサムライ戦士についてそう紹介すると、記事はさらにこう続けている。

「彼はサウサンプトンでも火がつかなかったが、それ以上に本物のタレントであるという兆しがあった。この夏には別のローン計画は議論されており、エバートンが理想的な目的地になる可能性がある」

 あくまで可能性を報じた記事で、具体的な交渉が行なわれているわけではないだろう。再レンタルや売却が取り沙汰されている南野とはいえ、リバプールのライバルチームに渡る可能性は、そう高くはないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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