代表活動中のネイマールが母国で“襲撃”に遭う。一時騒然も本人は「落ち着いて」と声掛け、冷静に対応

2021年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ネイマールに会いに来た」と襲撃した15歳の少年は振り返る

ブラジルで代表活動中のネイマールが、ファンに絡まれた。(C)Getty Images

 パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールが、母国での代表活動中に思わぬ"襲撃"に遭った。現地メディア『globo』などが報じている。

 現地時間6月3日の夜、セレソンを乗せたチームバスがホテルへ到着。やがて選手たちが続々とバスから降りだした次の瞬間、事件は起こった。

 どこからともなく、2人のファンが大エース目掛け、一直線に駆け寄ってきたのだ。すると1人は足を滑らせ、ネイマールにちょっとしたタックルをするような形に。そしてもう1人とともに身体を密着させ、揉みくちゃとなり、辺りは一時騒然となった。

 それでも即座にスタッフが駆け付け、対応。ほどなくして事態は収拾している。

【動画】辺り騒然!ネイマールがバスから降りた直後、まさかのファンが襲来

『globo』によれば、駆け寄り転倒したのはルーカス・ノゲイラという15歳の少年とのこと。取材に応じた彼は、当時を以下のように振り返っている。
 
「僕は走ってネイマールの前で立ち止まった。そしたら滑ってしまって、カートみたいになってしまった。僕はネイマールの大ファンなんだ。普段はセルジッペに住んでいるんだけど、姉がポルト・アレグレに住んでいるから、ネイマールに会いに来たんだ」

 また、少年はネイマールから「落ち着いて」と声をかけられたとも伝えている。

 今シーズンのチャンピオンズ・リーグでは44回ものファウルを受け、24回で2位のジュード・ベリンガム(ドルトムント)、オタービオ(ポルト)に圧倒的な差をつけ、1位となった29歳。ピッチ外でもまさかの"ファウル"を受ける形となってしまった。

 なお、ブラジル代表は今後、4日にエクアドル、8日にパラグアイとのカタール・ワールドカップ南米予選を戦ったのち、政情不安とコロナウイルスの流行により、急遽地元開催が決まったコパ・アメリカに臨むスケジュールとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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