東京五輪へ向けて準備を進めるU-24日本代表は６月５日、福岡でU-24ガーナ代表との強化試合に挑む。

　３日に行なわれたA代表との"兄弟対決"では、吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航のオーバーエイジ３人が先発から外れたU-24日本代表は（遠藤のみ途中出場）、ベストメンバーで臨むことが予想される。

　そんななか注目されるのが、久保建英とヘタフェで同僚だったサビト・アブドゥライのマッチアップだ。

　エストレマドゥーラから久保と同じくヘタフェにレンタルされていた守備的MFは、Bチームが主戦場だったものの、日本代表MFが２点に絡んだ第31節のバルセロナ戦（２－５）など昨シーズンのラ・リーガで３試合に出場した。

【動画】久保が２点絡む！アブドゥライも出場したバルセロナのハイライトはこちら

　４日にオンラインでの取材に応じた久保は、そのアブドゥライについて、「さっきも連絡を取っていました。来るなら連絡くれよと言っていたので」と話し、「個人的に仲良くしていて、彼は免許を持っていないので、僕が送り迎えをしている仲なので」と関係性を明かした。

　トップチームでの出場機会は少なかったものの、そのポテンシャルの高さは久保も認めているようだ。「何試合か一緒にやって、（リオネル・）メッシ選手を潰したり、臆することなくやっていた」と評し、こう続けている。

「球際がすごく強くて、練習でもバチバチで、ヘタフェ（のサッカー）を象徴するような選手。自分たちも臆することなく、正面から大事にぶつかって行くことが大事なのかな」

　久保がトップ下に入れば、マッチアップする機会は少なくないはず。仲の良い２人の激しいやり合いに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】一躍英雄に！ ヘタフェを残留に導く久保建英のゴラッソ＆ゴールセレブレーションはこちら