オーバーエイジ（OA）として、U-24日本代表に帯同している遠藤航が６月４日、自身のインスタグラムを更新した。

　U-24日本代表は、３日にA代表と札幌ドームで異例の兄弟試合を実施。試合後の記者会見で「最初は出る予定はなかったが、前日に横さん（横内昭展監督）からやっぱり15分くらい出るかもと言われて。準備はしていた」と本人が明かしたように、遠藤は０-３の78分からピッチに入った。

　すると、押され気味だった弟分はその辺りからリズムを掴み、猛攻。結局ゴールは奪えず、そのまま０-３で敗れはしたものの、背番号６はその存在感の大きさを十二分に示した。

【動画】遠藤を投入した終盤は弟分が猛攻も…史上初の兄弟対決は兄貴分に軍配

　そんなゲームを振り返り、同会見では連係面などを今後の課題として挙げつつ、「こうしてA代表と試合できたことはU-24にとっては非常にいいレッスンになったと思う」と、収穫も口にしていた遠藤は、熱戦から一夜明け、ファンに向け改めて意気込みを伝えている。

「日本代表vs U-24日本代表。『良いレッスンだった』で終わらせないように、チームとして成長する姿をみんなで見せよう。オーバーエイジとして出来ることを全力で」
 

　頼もしい宣言にファンも即座に反応。コメント欄には、賛辞や熱いエールが続々と集まっている。

「遠藤さんが入ってガラッと変わりました」
「『一人でチームの流れを変える男』その名は、遠藤航」
「OAで選ばれた理由と日本サッカーに不可欠な航の素晴らしさを改めて感じました」
「その姿で、私たちも成長していきたいと思えます」
「この上なく心強い先輩」
「U-24のこと頼みます！」
「明日からが本番です、頑張って下さい！」
「デュエル、スタンバイ！！」

　U-24日本代表は、６月シリーズでは５日にU-24ガーナ代表、12日にジャマイカ代表と対戦。今季ブンデスリーガでデュエル勝利数１位に輝いた「デュエル・マスター」には、半端ない活躍が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部