「本を読んで情報を得るのが好き」モラタがC・ロナウドの意外な一面を明かす!代表で背負う7番への熱い想いも

2021年06月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マドリーにいた頃は、会話はあまり嚙み合わなかったけど…」

スペイン代表の背番号7、モラタはEUROで旋風を巻き起こせるか。(C)Getty Images

 ユベントスのスペイン代表FWアルバロ・モラタが、スペイン『Radio MARCA』のインタビューに応じ、代表チームやスーパースターについて語った。

 今季アトレティコ・マドリーからレンタルで5シーズンぶりに古巣に復帰し、公式戦44試合で20ゴール・12アシストをマークしたモラタは現在、スペインでEUROに向けて準備中だ。かつてラウール・ゴンサレスやダビド・ビジャらが背負ってきた伝統の7番を引き継ぐ28歳には、大きな期待が寄せられるなかで、本人はその番号の重みを力説している。

「代表チームの『7』を着ることは、誇りであると同時に、責任もある。僕はその番号をつけたストライカーを見て育ち、その番号のスペインのシャツを着ることを夢見てきた。それが僕の強いモチベーションになっているんだ」

 今大会のメンバー選考では、コンディション不良により、キャプテンで絶対的支柱であるセルヒオ・ラモスがまさかの落選となった。これにはショックだとしながらも、落選した仲間の分まで戦う決意を示している。

「彼がフル稼働していないことや、ルイス・エンリケ(監督)の判断がそうなってしまったことは残念だ。私たちは彼をとても愛しているからね。またここにいない全ての人々のことも覚えているよ。ただ、私たちは前に進まなければならない」
 
 また、インタビューではユベントスでのチームメイト、クリスチアーノ・ロナウドとの関係性にも言及。背番号7の大先輩のプロフェッショナルな一面を明かしている。

「彼との関係は常に良好だよ。でも(レアル・)マドリーにいた頃は、年齢差がもう少しあったような気がするね。僕はより子供っぽくて、会話もあまり嚙み合わなかったんだ。それでもプレシーズンの時には、iPhoneをくれたり、とても良くしてくれたのを覚えている。

 今では何でも話すよ、想像もつかないようなことをね。彼はとても文化的で、たくさんの逸話を語ってくれるんだ。前回のチームディナーで、食べ物や栄養の話をしたときも、彼は何でも知っているので驚いたよ。彼は本を読んで情報を得るのが好きなんだ」

 スペインはグループステージで、14日にスウェーデン、19日にポーランド、23日にスロバキアと対戦。上り調子のストライカーは、母国を2大会ぶり4度目の欧州王者へ導くことはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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