「勝ち負けよりもお互いにとってプラスになる」
田嶋会長が会見にて、異例のカード実現の裏側を明かした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
6月1日、日本サッカー協会(JFA)はジャマイカ戦の中止に伴い、3日に日本代表対U-24日本代表を実施することを発表。急遽開かれた会見にて、田嶋幸三会長が同カードの開催が決まった経緯を説明した。
3日に行なわれる予定だった日本対ジャマイカの一戦は、ジャマイカ代表チームの一部の選手(10人)が、出発前検査の方法等を理由に予定されていたフライトに搭乗できず、すでに来日している10選手だけでは国際試合を成立させることできないため、中止となった。
田嶋会長は、出発前検査の不備の原因などについては、「具体的な情報はまだ入ってきていない」としつつも、今後もこのようなトラブルを未然に防ぐため、現在は専門家の分析を待っている状況であるとコメント。中止に関して、「ご迷惑をお掛けした皆様にお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、予定していたジャマイカ戦と同じスケジュールで行なわれることとなった日本代表対U-24日本代表の一戦については、「我々もどのようにするかを考えていくなかで、森保監督と代表スタッフ、選手達、反町康治技術委員長らから、五輪チームとA代表の試合をしようではないかとの提案があり、決定しました」と実現した経緯を説明。なお今回の試合では、医療従事者の活動を支援する募金活動を実施し、国際親善試合ではなくチャリティマッチとして行なうとした。
3日に行なわれる予定だった日本対ジャマイカの一戦は、ジャマイカ代表チームの一部の選手(10人)が、出発前検査の方法等を理由に予定されていたフライトに搭乗できず、すでに来日している10選手だけでは国際試合を成立させることできないため、中止となった。
田嶋会長は、出発前検査の不備の原因などについては、「具体的な情報はまだ入ってきていない」としつつも、今後もこのようなトラブルを未然に防ぐため、現在は専門家の分析を待っている状況であるとコメント。中止に関して、「ご迷惑をお掛けした皆様にお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、予定していたジャマイカ戦と同じスケジュールで行なわれることとなった日本代表対U-24日本代表の一戦については、「我々もどのようにするかを考えていくなかで、森保監督と代表スタッフ、選手達、反町康治技術委員長らから、五輪チームとA代表の試合をしようではないかとの提案があり、決定しました」と実現した経緯を説明。なお今回の試合では、医療従事者の活動を支援する募金活動を実施し、国際親善試合ではなくチャリティマッチとして行なうとした。
また、異例のカードとなったことについて、「実際にJクラブでもそうですが、2軍戦というのはあまりやらず、本来タブー視されていることだと思います」としたうえで、開催する意味についても言及した。
「こういった試合はA代表の方がプレッシャーがかかってしまったりするもの。練習試合でやると、下のチームが勝つことも結構多い。ただ、ワールドカップの最終予選や本大会に向けて、選手らが自分のポジションを確保するうえでも、良い試合をせざるを得ないという気持ちがそれぞれの中にあるはず。勝ち負けよりも、お互いにとってプラスになるということから、森保監督が開催を決めてくれた。改めて感謝したい」
最後にサッカーファンへ向けては、「是非この試合を見ていただきたい」と発言。「次の代表に入ってくるような有望な若い選手がU-24代表にもいます。そして、いままでのオリンピックを支えたくれた代表選手たちとの戦い。そういう意味では非常に興味深い試合になると思う」と期待感を示した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【日本代表PHOTO】似合ってるのは誰!?「サッカー日本代表100周年アニバーサリーユニホーム」に身を包んだ日本代表選手たち!
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最後にサッカーファンへ向けては、「是非この試合を見ていただきたい」と発言。「次の代表に入ってくるような有望な若い選手がU-24代表にもいます。そして、いままでのオリンピックを支えたくれた代表選手たちとの戦い。そういう意味では非常に興味深い試合になると思う」と期待感を示した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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