「オニさんの100勝目は絶対自分のゴールで決めたかった」投入からわずか1分後、小林悠が値千金の決勝点!

2021年05月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分のゴールで助けられればなと思って」

鹿島戦で勝点3を呼び込むゴールを決めた小林。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 まさに千両役者だ。

 鹿島アントラーズをホームに迎えた一戦、川崎フロンターレは2-1で勝利した。勝負を決めたのは途中出場の小林悠。1-1で迎えた90+4分、左からのクロスを知念慶と相手DFが競り合い、そのこぼれ球を収めると、左足で正確なシュートを叩き込んだ。

 試合後のフラッシュインタビューで、自身のゴールシーンについて小林は次のように振り返る。

「クロスが上がってくる時に、知念が競っている後ろを狙っていて、良いボールがこぼれてきたので、きっちり決められてよかったと思います」

 ピッチに投入されたのは90+3分。そのわずか1分後に大仕事をやってのけた。

「ゴールしか考えていなかったし、チームみんなで本当に、すごく戦っていたので、なんとか自分のゴールで助けられればなと思ってプレーしました」
 
 この日の勝利で鬼木達監督が最速でJ1通算100勝目を達成した。殊勲の背番号11は「オニさんの100勝目は絶対、自分のゴールで決めたかったし、本当にお世話になっている、感謝している監督なので、これからもっともっと勝ちを積み重ねていければいいなと思います」と語った。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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