福岡が川崎戦以来8試合ぶりの敗戦。大分が長沢&エンリケ弾で2-1勝利!“九州ダービー”を制する

2021年05月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

大分は6戦ぶりの複数得点で5試合ぶりの勝利

開始7分に貴重な先制ゴールを奪った長沢。写真:徳原隆元

 J1リーグは5月30日、第17節の9試合を各地で開催。昭和電工ドーム大分で行なわれた大分と福岡の一戦は、2-1でホームの前者が勝利を収めた。

 鳥栖と引き分けて以降2連敗中の大分と、ここ7試合負け無しの福岡の"九州ダービー"は、ホーム大分が立ち上がりに先手を奪う。

 町田也真人が右サイドを抉りクロスボールを供給。一度はDFに弾かれるが、こぼれ球を繋ぐと最後は長沢駿が右足でゴールに流し込み、7分に大分が先制する。

 後半頭からフアンマ・デルガド、62分に湯澤聖人、ジョルディ・クルークス、山岸祐也の3枚替えで流れを変えようとした福岡は、攻勢に出るものの、70分にセットプレーから大分のエンリケ・トレヴィザンに追加点を許してしまう。

 H・トレヴィザンはこれが来日初得点。また、大分がチームとして複数得点を奪うのは、4月25日の2-3で敗れた浦和戦以来となる。
 
 2点をリードされた福岡は、76分にPKでジョルディ・クルークスがリーグ戦初ゴールを決め、追い上げムードを加速させる。

 その後も猛攻を仕掛ける福岡だったが、大分の粘り強い守備に追加点を奪えず無念のタイムアップ。1-2で敗れた。

 この結果、5試合ぶりに勝利した大分は勝点12とし、川崎戦での敗戦以来8戦ぶりの黒星となった福岡は同29は変わらず。

 代表ウィークと天皇杯を挟み、6月19日に行なわれる次節、大分は敵地で札幌と対戦、福岡はホームで神戸を迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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