「次を目指そうとは思っていなかった」GK川島永嗣、W杯4大会連続出場への想い「やり残したことがある」

2021年05月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「このチームにいる以上はそれが目標になってくる」

川島が来年に迫るW杯出場への想いを語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表のGK川島永嗣が5月30日にオンラインで取材に応じ、ワールドカップ4大会連続出場への想いを明かした。

 W杯アジア2次予選のミャンマー戦(〇10-0)に先発出場を果たした川島。これまでも長きに渡り代表を支えてきた守護神の国際Aマッチ出場は、2019年11月以来、約1年半ぶりのことであった。

 2010年の南アフリカ大会、2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会と3大会連続でW杯に出場してきた38歳は、来年に控えるカタールW杯について、「過去3回W杯に出て、いろんな経験をさせてもらったなかで、正直2018年の後は次のW杯を目指そうとは思っていませんでした」と当時の心境を語った。
 
 ただ、「個人的にやり残したことがあると感じていた」という川島は、今回久しぶりに日本代表のユニホームに袖を通し、ピッチに立ってみて、さらに大舞台へ向かう意欲は高まったようだ。

「こうやってカタールに向かう一員として代表にいられるのは本当に光栄なこと。このチームにいる以上はそれ(カタールW杯出場)が目標になってくると思います。しかし、出場することが目標ではなく、高いレベルのW杯でGKとして自分に何ができるのか。そこに興味を持ってやっていきたい」

 ベテラン選手としては、ピッチ外での役割を求められることも多いが、川島は、「ピッチの中でどう貢献できるかを模索していく」と力強い姿勢を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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