「アジアで最高のチームと…」ミャンマー指揮官は日本戦の大敗をどう見た?「非常に良い経験ができた」

2021年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「7か月間試合ができなかった…」

ミャンマー代表のアントワーヌ・ジョン・パウル・ヘイ監督が、日本戦を振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 5月28日、ワールドカップ・アジア2次予選で日本と対戦したミャンマー代表のアントワーヌ・ジョン・パウル・ヘイ監督が試合後に取材に応じ、ゲームを振り返った。

 立ち上がりから日本に主導権を握られたミャンマーは、開始8分に先制点を奪われると、その後も大迫勇也に4得点を決められるなど、立て続けにネットを揺らされ0-10の完敗を喫した。90分間を通してボールを保持される展開が続き、球離れの良い日本のパスワークに最後まで苦戦。常に自陣での守備に追われる状況から抜け出すことはできなかった。

 指揮官は、大きく差をつけられたスコアに対しては、「最初から日本が格上だということは分かっていたので、この結果は驚きではない」としながらも、この試合で得た経験の重要性を口にした。
 
「もちろん大敗ではありますが、それに勝る非常に良い経験ができたと思っています。選手たちは持っているものをすべて試せた試合でした。これから2週間をかけて、(W杯2次予選の)タジキスタン戦に向けて準備を整えますが、次の試合に向かううえで、多くの学びを得ることができました」

 また、新型コロナウイルスや国内の政治的な要因で、「7か月間試合ができなかった…」と苦しい胸の内を語り、「そのような状況下で、アジアで最高のチームと対戦しなければいけないとても難しいタスクでしたが、乗り越えることができたと思っています」と胸を張った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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