現地時間５月28日、ユベントスはアンドレア・ピルロ監督を解任したことを発表した。

　クラブのレジェンドでもあるピルロは昨年８月、ユーベのU-23チームを率いる予定だったにもかかわらず、マウリツィオ・サッリ前監督の更迭に伴い、指導者経験なしでトップチームの指揮官に抜擢された。

　しかし、イタリア・スーパーカップとコッパ・イタリアを制したものの、セリエAでは４位で10連覇を逃し、チャンピオンズ・リーグでも格下のポルトに屈して、ラウンド・オブ16で敗退。続投か解任か、クラブの判断が注目されていた。
 

　ユーベは公式ホームページで、次のように感謝のメッセージを伝えている。

「ありがとうアンドレア。彼のユベントスは、数か月で２つのトロフィーを獲得し、サンシーロやカンプ・ノウなど最も有名なスタジアムで素晴らしい勝利を収めた。勇気、献身、彼が毎日示した情熱、勝ち取った成功、そのすべてに我々は心から感謝している」

　なお、後釜として、元ユーベ指揮官で現在はフリーのマッシミリアーノ・アッレーグリが再任すると見られている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部