「すでにコンタクトを取った」トッテナムとマドリーがポチェティーノを巡って争奪戦か? 現地メディアが報じる

2021年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「トッテナムは会長が熱望している」

にわかに“人気者”となっているポチェティーノ。(C)Getty Images

 現地時間5月27日、英公共放送『BBC』や英紙『The Guardian』など複数の有力メディアが、プレミアリーグのトッテナムが後任監督としてマウリシオ・ポチェティーノの復帰を目論んでいると報じた。

 トッテナムは2019年11月に同監督を解任し、ジョゼ・モウリーニョを招聘。しかし、今年4月に更迭し、シーズンの残り試合はライアン・メイソン暫定監督が指揮を執った。

 複数の後任候補に拒絶され、浮上したのが、現在はパリ・サンジェルマンを率いるポチェティーノ前監督だという。ダニエル・レビー会長が復帰を強く望んでおり、すでに一度はクラブとの話し合いの場を設けたと報じられている。

 さらに同日、ジネディーヌ・ジダン監督が退任したレアル・マドリーも次期指揮官にポチェティーノを希望しているとスペイン紙『MARCA』が伝えた。
 
「パリSGでの将来に疑問符がついているとされるポチェティーノは、レアル・マドリーでの未来に照準が合う可能性があるようだ。後任としてマッシミリアーノ・アッレーグリやアントニオ・コンテなどの候補者が話題に上がっているが、アッレーグリがユベントスに戻ることがほぼ決まっている今、フロレンティーノ・ペレス会長を惹き付けるトピックスとなっている」

 また、この報道の後にはスペインのマドリー担当ジャーナリストのサバ・デスファブレス氏が「マドリーはポチェティーノとコンタクトを取っている。パリも指揮官を手放すつもりはないようだ」と伝えている。

 ただ、2クラブから関心を寄せられているとはいえ、現在ポチェティーノはパリSGと22年6月までの契約を結んでいる。しかし、レオナルドSDとの衝突が度々報じられており、クラブを離れる可能性はゼロではない。

 49歳の智将はパリでの指揮を続けるのか、それとも新天地を求めるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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