「あなたは単なるコーチではなく…」退任のジダンへマドリー戦士から惜別メッセージ続々!「全てのものに感謝」

2021年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

2022年まで契約を残しながら、自ら退く

退団するジダンに向け、マドリーの選手たちは続々と惜別のメッセージを発信した。(C)Getty Images

 現地時間5月27日、レアル・マドリーはジネディーヌ・ジダン監督が退任することを発表した。

 2016年1月にラファエル・ベニテスの後を継いでマドリーの指揮官となったジダンは、そこから2年半の間に前人未到のチャンピオンズ・リーグ3連覇を達成。その後、1度はクラブを離れるも2019年3月から再び指揮を執ると、翌2019-20シーズンには3年ぶりのリーグ制覇を成し遂げたが、今季は無冠に終わっていた。

 ただ、スペイン紙『AS』によれば、タイトル無しの引責辞任ではなく、シーズン中に何度か上がった批判の声に「傷ついていた」ようで、フランス人指揮官は、2022年まで契約を残しながら、自らその座を退いたとのことだ。

 去り行く恩師に対し、マドリーの選手たちは続々とSNSでメッセージを発信。それぞれが思い出の2ショットとともに、以下のように感謝の思いを伝えている。

セルヒオ・ラモス
「唯一無二の存在。あなたの人生に幸あれ、あなたはそれに値する。人生とファミリーを楽しもう。ビッグハグ」

カリム・ベンゼマ
「私に与えてくれた全てのものに感謝している。あなたという男と一緒に前進し、成長することができたことを誇りに思い、光栄に思うよ。また会おう」
 
ラファエル・ヴァランヌ
「10年前にマドリーに来て以来、あなたは単なるコーチではなく、メンターだった。あなたのおかげで、私はプレーヤーとして、またひとりの人間として成長することができた。あなたは、この黄金世代をトップに導く方法を知っていた(しかも何度も!)。フィールド内外でたくさんのアドバイスをしてくれたことに感謝してもしきれない。ボス、ありがとう!またすぐに会えることを願っているよ!」

ルカ・モドリッチ
「あなたのためにプレーして、あなたと一緒に勝てたことはとても光栄だ。あなたは最高だ。幸運を祈るよ」

ダニエル・カルバハル
「私は監督であるあなたと過ごせた時間に感謝の言葉しかない。毎日献身的に働いてくれて、私をより良いプレーヤーにしてくれて、本当にありがとう。幸せを願っているよ、これからも、きっとまた会えるだろう」

 無論、紹介したのはごく一部。他にも数多くの感謝の言葉が寄せられており、選手からの熱いリスペクトが窺えるものとなった。48歳のレジェンドは、今後いったいどの道に進むのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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