「創造性と安定感をもたらす」原口元気が3季ぶりにドイツ1部に復帰! 遠藤渓太所属のウニオン・ベルリンに加入を発表

2021年05月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「そのプレーで我々を納得させてくれる」

今シーズンはハノーファーで戦った原口。 (C)Getty Images

 現地時間5月27日、ブンデスリーガのウニオン・ベルリンは、日本代表MF原口元気が加入することを発表した。

 前2シーズンをドイツ2部ハノーファーで過ごした原口だが、2021年6月末までの契約を満了する。そして新天地として、同じドイツで、来シーズンも1部で戦うウニオン・ベルリンを選んだ。契約年数などは正式に退団した後に明らかになると見られる。

 原口は2018年のロシア・ワールドカップ後にハノーファーに加入。それ以前はヘルタ・ベルリンに籍を置き、レンタル移籍先のデュッセルドルフでもプレーした。自身としては1部復帰は3季ぶりとなる。

 30歳の日本人MFの加入にあたり、同クラブのマネジメント・ディレクターであるオリバールーナート氏は「ゲンキ・ハラグチは数年前からドイツのサッカーを知り、そのパフォーマンスで我々を納得させてくれる選手」と加入を歓迎している。
 
「彼はテクニックに優れ、しばしばゴールを決めるプレーヤーであり、我々のチームに創造性と安定感をもたらしてくれる。だからこそ、彼が我々の仲間になってくれたことを嬉しく思う」

 また、原口もHP上でコメントを発表。「ハノーファーでは素晴らしい時間を過ごすことができた」と古巣に感謝を述べつつも、「ブンデスリーガで再びプレーできることを楽しみにしている。来シーズンも残留するための手助けができると確信している」と意気込んでいる。

 ウニオンは来シーズンに新設されるヨーロッパカンファレンスリーグへの出場権を獲得し、勢いに乗っている。原口の同僚となる遠藤渓太とともに、日本人MFふたりの活躍が期待できそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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