オーストラリア１部ブリスベン・ロアーのMF檀崎竜孔が、現地メディア『The World Game』のインタビューに応じ、自身の将来やオーストラリア・サッカーついて語っている。

　北海道コンサドーレ札幌から今冬に期限付きでブリスベン・ロアーに加入した現在20歳の檀崎は、ここまで22試合に出場し、リーグ６位の８ゴールを記録。今月５日のウェスタン・ユナイテッド戦では、１-１で迎えた後半アディショナルタイムに劇的な決勝弾も挙げている。

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　海外初挑戦で小さくないインパクトを残している若きアタッカーは、JリーグとAリーグのスタイルの違いも、特に問題はないようだ。

「日本のサッカーはより技術的でパスに重点を置いていますが、ここオーストラリアではより激しく、よりフィジカルで、僕はそれを楽しんでいます。とにかく僕は選手として、可能な限りレベルアップすることに集中しています」
 

　そんな活躍に『The World Game』によれば、ファンの間では「彼の移籍がもう少し長期的なものになるのではないか」という声も挙がっているようだが、本人はステップアップへの意欲を隠さない。

「今のところ、ここに残るかどうかは分かりません。僕はここでサッカーを楽しんでいて、オーストラリアでプレーするのが好きですが、もしヨーロッパの優れたリーグでプレーする機会があれば、自分の夢のために行かなければなりません」

　半年間で瞬く間に存在感を高め、同メディアからも「ブリスベン・ロアーでヒットを飛ばしている日本人」と称えられた檀崎。来月末に期限付き移籍は終了するなかで、今後の選択にも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部