「これほど活躍するとは思わなかった」長友佑都のマルセイユ残留はどうなる? 現地紙のアンケート結果は…

2021年05月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

2021年6月末で既存の契約は満了するが…

去就が注目されている長友。(C)Getty Images

 リーグ・アンのマルセイユに所属する日本代表DF長友佑都の去就は、現地でも注目を集めるトピックスとなっているようだ。

 現地時間5月25日、マルセイユ地元紙『LE PHOCEE』は、2021年6月末で契約が満了する長友について、「契約を続けるか、それとも終了させるか、マルセイユはまだ決断していない」と伝えている。

 長友は昨夏にフリーランスで同クラブに加入。当初はジョルダン・アマビの控えとしての補強とされたが、アマビの負傷などが続き、今季はリーグ戦25試合に出場し、1アシスト。計1601分間プレーしている。
 
「控え選手として加入してきた彼が、これほどまでに活躍するとは誰も思っていなかった。我々もそうだった。だが、クラブはまだ彼をキープするか否かの決断を下していない。そこで、サポーターの意見を聞いてみたいと思う」

 同紙はウェブアンケートを設置し、日本人DFを「チームに残すべき」「チームには不要」「分からない」の3項目で投票を募集。3000人以上が参加し、68.1%と最も多く支持を集めたのは「チームには不要」という意見で、次に「チームに残すべき」が28.1%、「分からない」が3.8%という結果になった。

 マルセイユでも同僚となった酒井宏樹はヨーロッパを離れることを表明しており、長友の今後は現地でも注目されている。

 日本代表としてワールドカップのアジア2次予選に臨むために帰国している34歳のベテラン戦士は、残留を決めるのか、それとも新天地に旅立つのか。今後の動向が注目されそうだ。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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